スキムミルクの代用に牛乳は使える?パン作りで置き換えできる計算方法
パンを作る時レシピにスキムミルクが使われていることも多いですよね。
でも家に常備しているという方は少ないのではないでしょうか?
そこで家にある牛乳で代用する計算方法をお伝えします。
パン作りで牛乳に置き換えたい方はぜひ参考にしてください。
ホームベーカリーのパン作りでも使えます。
スキムミルクを牛乳で代用
計算方法
スキムミルク1に対して牛乳が10 の計算になります。
スキムミルクの量の10倍を牛乳の量に置き換えるということです。
例)スキムミルク10g →→ 牛乳100g
例) スキムミルク10g 水180gのレシピ
↓↓
牛乳100g + 水 90 にする
スキムミルクとは
スキムミルクとは脱脂粉乳のことです。
牛乳から水分と乳脂肪を取り除いて粉末状にしたものになります。
栄養
スキムミルク(脱脂粉乳)の基本的な成分
パンに使う場合を考えて牛乳と比較
スキムミルク 10gと水90g を 牛乳100と同じとした。
スキムミルク 10g | 牛乳 100g | |
カロリー | 35kcal | 61kcal |
水分 | 0.4g | 87.4g |
たんぱく質 | 3.4g | 3.3g |
脂肪分 | 0.1g | 3.8g |
炭水化物 | 5.3g | 4.8g |
灰分(ミネラル) | 0.8g | 0.7g |
食塩 | 0.1g | 0.1g |
カルシウム | 110mg | 110mg |
効果
上記の成分の表から、スキムミルクは脂肪が少なく
ミネラル・タンパク質・カルシウムは牛乳とほぼ同じなので
カロリーが気になる人は、スキムミルクを使うのがgood!とわかります。
スキムミルクと牛乳を使ったときの違い
パン作りでスキムミルクと牛乳を使うのではどこに違いがあるのでしょうか?
両方使ってみて、感じたことを書いてみました。
パンのボリューム
牛乳の方が生地が締まった感じがあります。
ボリュームもスキムミルク+水の方がふんわりボリュームが出る感じがします。
焼き色
スキムミルクに含まれる乳糖が残るので焼き色はつきやすい
パンの風味
スキムミルクは牛乳から乳脂肪を除いたものなので
乳脂肪特有のコクは牛乳を使った方が出てきます。
スキムミルクを使うメリット
家にスキムミルクがある人の方が少ないのに、パンレシピにはよく登場するのはなぜ?
特にホームベーカリーのレシピはよく使ってるよね
- スキムミルクは常温保存できるので便利
- ホームベーカリーの予約モードでも使える(牛乳だと腐る心配)
- 経済的(強力粉に混ぜて使えるので添加量が少なくて済む)
継続的にパン作りしている人は、スキムミルクを1回買ってしまった方が
経済的なんですね。
強力粉などの粉類にもおすすめの保存容器(乾燥剤まで入れると完璧)
↓↓
まとめ
スキムミルク(脱脂粉乳)を使ったレシピの代用で牛乳は使えます。
その際はスキムミルクの10倍の数値の牛乳を使い
その分、水を減らすこと!
家に牛乳がある方は多いと思うのでぜひ置き換えて作ってみてください。